2004-05-21 第159回国会 衆議院 環境委員会 第13号
私は、実は維管束植物を扱っている専門家なんですけれども、植物に関しては、どこにどういうものがあるかということに関する知見は相当進んでいるんですけれども、まだ、例えば昆虫類でありますとか線虫類でありますとかというようなものに関しましては、むしろわかっている方が限られている、地球規模で申しますとそういう言い方になるかと思います。
私は、実は維管束植物を扱っている専門家なんですけれども、植物に関しては、どこにどういうものがあるかということに関する知見は相当進んでいるんですけれども、まだ、例えば昆虫類でありますとか線虫類でありますとかというようなものに関しましては、むしろわかっている方が限られている、地球規模で申しますとそういう言い方になるかと思います。
これによってマツクイムシが運ぶ線虫類による松林の激甚な枯損被害を早急に終息させるために薬剤の空中散布を中心とした防除方法を計画的に推進することにしたわけであります。しかしながらこの効果は上がっておりません。
六 誘引剤、天敵等の利用その他松くい虫の有効な駆除の方法についての研究開発に必要な予算及び研究者を確保し、その成果の早期実現に努めるとともに、線虫類に対して抵抗性を有する松の品種の育成及び供給体制の整備を図ること。 右決議する。 以上の附帯決議案の趣旨につきましては、質疑の過程等を通じて委員各位の御承知のところと思いますので、説明は省略させていただきます。
すなわち、線虫類の一種であるマツノザイセンチュウがマツクイムシの一種であるマツノマダラカミキリを介して健全な松の樹林に侵入し、次々に松を枯死させるのであります。
そして線虫も、私も質問するので少し図書館の本も見たのですけれども、とにかく世界で一番種類の多いのは昆虫類で、続いて種類の多いのは線虫類だと書いてありました。昆虫は二十万と言われますから、何万種類あるのか、それだけの線虫です。聞いてみますと、いろいろな原因を考えて消去法でやってみて、残ったのはこれだというねらいをつけてこれを決めたと伺っておりますが、それは間違いございませんか。
いま、あなたが来られる前に実は質問したのですが、この資料の十三ページに「七、松くい虫が運ぶ線虫類による松林の被害の予測」というのが出ております。それによると、五十一年度は百三万立方メートルの被害があるという数字が出ておるのです。ところが、先ほどの説明によりますと七十五万だったということになっておりまして、ここに三十万ぐらいの数字の開きがございます。
————————————— 次に、松くい虫防除特別措置法案は、線虫類による松林の異常な被害の蔓延に対処して、これを緊急かつ計画的に駆除予防するため、農林大臣または都道府県知事は、森林病害虫等防除法に基づく命令防除にかえ、みずから航空機による薬剤の空中散布を行う特別防除の制度を設けようとするものでありまして、五年間の限時法であります。
一方では松枯れの原因は線虫類であると、一方では大気汚染、乱開発がその原因であると、こういう二つの見解の相違があったわけですね。それをどのように受けとめておられるか。
まず、松が枯れた歴史が記録に残っておるのはは、明治三十八年までさかのぼらなければなりませんが、そこまでいかないで、今度の法律の資料として収録してあります図表を使ってお話しした方がいいかと思うんですが、十一ページのところに、そこへ戦後の「松くい虫が運ぶ線虫類による松林の被害の推移」というのが示してございます。この数字がいかに大ざっぱで不正確なものであるかということを、まず申し上げなければなりません。
すなわち、線虫類の一種であるマツノザイセンチュウがマツクイムシの一種であるマツノマダラカミキリを介して健全な松の樹体に侵入し、次々に松を枯死させるのであります。 また、これを防止するためには、マツノマダラカミキリが羽化脱出してマツノザイセンチュウを健全な松に運ぶ時期に松の樹冠に薬剤を散布してマツノマダラカミキリを駆除する方法が有効であることが明らかにされたのであります。
まず、「松くい虫」は、松の枯死の原因となる線虫類を運ぶマツクイムシを言うことといたしておりまして、具体的には、線虫類の一種であるマツノザイセンチュウを運ぶマツクイムシの一種であるマツノマダラカミキリを指しております。 また、「特別防除」は、マツクイムシを駆除し、またはその蔓延を防止する上で最も効果的である航空機を利用して行う薬剤防除を言うことといたしております。
本案は、近年、松くい虫が運ぶ線虫類により松林に異常な被害が発生している状況にかんがみ、松くい虫の航空機による薬剤防除を緊急かつ計画的に推進する措置を講じ、もって森林資源として重要な松林を保護しようとするものでありまして、森林病害虫等防除法の特別法として提出され、昭和五十六年度末までの五年間の時限立法であります。 本案は、二月十九日提出され、同日委員会に付託されました。
四、松枯れの総合的な原因の究明、線虫類に対して抵抗性を有する松の品種の育成及び天敵の利用その他の松くい虫の有効な駆除の方法についての調査研究の充実及びその成果の早期実現に努めること。 五、特別防除の関係地域住民の生活環境及び野鳥、昆虫、水質、土壌等の自然環境に及ぼす影響(経時的影響を含む)について必要な調査を実施すること。
まず第一は、松くい虫防除特別措置法の「目的」のところで、第一条に「この法律は、松くい虫が運ぶ線虫類により松林に異常な被害が発生している状況にかんがみ、」その次に「周囲の自然環境及び生活環境を損なうことなく」ということを挿入して、さらに「森林資源として重要な松林を保護するため、」「必要な」という字句を入れて「特別防除を緊急かつ計画的に推進する措置を講じ、もって国土の保全に資することを目的とする。」
それからここに農林省の「松くい虫防除特別措置法案参考資料」の中で第六の「松くい虫が運ぶ線虫類による松林の被害の推移」というのがございます。これを見ますと、BHCの散布をやめた途端に松くい虫の被害が物すごい勢いで出ています。ですからこういう形になることをわれわれは恐れているわけです。第六図ですか、これを見ていただくと私の申し上げたいことは御理解いただけると思います。
すなわち、線虫類の一種であるマツノザイセンチュウが松くい虫の一種であるマツノマダラカミキリを介して健全な松の樹体に侵入し、次々に松を枯死させるのであります。 また、これを防止するためには、マツノマダラカミキリが羽化脱出してマツノザイセンチュウを健全な松に運ぶ時期に松の樹冠に薬剤を散布してマツノマダラカミキリを駆除する方法が有効であることが明らかにされたのであります。
まず、「松くい虫」は、松の枯死の原因となる線虫類を運ぶ松くい虫を言うことといたしておりまして、具体的には、線虫類の一種であるマツノザイセンチュウを運ぶ松くい虫の一種であるマツノマダラカミキリを指しております。 また、「特別防除」は、松くい虫を駆除し、またはその蔓延を防止する上で最も効果的である航空機を利用して行う薬剤防除を言うことといたしております。
このマツクイムシは、二つの虫が共同して松を枯らすようでございまして、一般にマツクイムシというのは、マツノマダラカミキリというのがマツノザイセンチュウ、線虫類でございますけれども、これをおんぶしてこれによって松を枯らす。強い松も枯らすだけの力を持っておるようです。だから、どうしても五月の二十五日ごろに、ヘリによって上から薬剤を散布しないと効果がありません。